2014年12月20日

もしならシリーズ。

トナカイの気持ち3。

トナカイ:data141220

今年も登場っす!
斗那戒っす。あ。わかりにくい?トナカイっす。

サンタの親父に仕えてるんっす。

もうだめかもしれない…
ボク、病にかかったみたいっす。

毎日フワフワして、
仕事が手につかないっす。
いや、前足につかないっす。
んなこと、どうでもいいっす。

あぁ…白くてこぶりなしっぽ。
控えめで整ったつの。
そして、あのほんのり桃色な鼻。

ひづめが奏でる足音さえも…

ひとめぼれっす。
どストライクっす。
恋の病っす。
かわいこちゃんに出会ってしまったっす。

オレ、日頃結構オラオラしてるっす。
でも、恋となると超奥手なんっす。
いや、奥前足なんっす。
どうでもいいっす。(一応ね。)

でも、とびきりのオレ見せたくて、
つの磨いたっす。
ひづめ磨いたっす。
自慢の赤鼻キラキラ輝かせたっす。

でも、あの娘振り向いてくれなかったっす。

そしたらサンタの親父に言われったっす。
「精一杯、子供たちに”夢”届けている姿、それがいちばん輝く時だ。」

だって。
あ~、かっけー。かっけー。かっけー。

サンタの親父に気付かせてもらったっす。
改心っす。見た目じゃないっす。男の働く姿っす。

フワフワしている場合じゃないっす。
も一度、とびきりのオレ見てもらうっす。
あの娘振り向かせるっす。

子供たちに夢届けるっす。
あの娘に想い届けるっす。

まってろよ子供たち!っす。
まってろよトナツちゃん!っす。

聖夜 夜露死苦っす!
ひゃっほーいっす。

 

※トナツちゃん=あの娘
※もし「トナカイ」ならという空想です。「妄想」ともいいます。仕事(依頼)に支障が出ないことをこころより願っています。

 

去年のトナカイの気持ち
一昨年のトナカイの気持ち

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