とある電車でのひとコマ。
向かいの席で、小学校3年生くらいの少年が、お母さんに包まれるようにで泣いている。どうやらその少年は仲良しにマラソンで負けたらしい。それが悔しくて泣いている。もうボロ泣き。止まらない涙。
「悔し涙はいくらでも流しなさい。悔し涙はね人をつよくするからね。」「(仮)さとし君もきっとたくさん練習したんだよ。だから(仮)ツトムももっともっと練習しなきゃ。」「短距離走では負けたこと無いでしょ。練習いっぱいしたから。明日からマラソンもいっぱい練習しよ。」
電車に乗ってから降りるまで、お母さんはまっすぐに語りかけている。いつか母という立場になることがあるとするならば(…あれば…あるかな?)、自分はこんなにまっすぐ語りかけれるんだろうか?そんなことを思った、”なんかいい”親子のひとコマ。
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